生前整理の難しさ生前整理・遺品整理

ダブルケア

介護と育児の同時進行のこと。

高齢出産が増え、自分も親も高齢化したことにより、親の介護と子育てが同時期に起き、その大変さは殆どの家庭が女性の肩にのしかかってきます。
ダブルケアの経験率は、ソニー生命2015調査によると30代では4人に1人以上という身近で深刻な問題です。

その結果として自宅も実家も散らかってしまうこともよくあるケースです。

少しずつですがダブルケアの過酷さの認知度が上がってきているので、困ったら職場や地域包括支援センターなどに相談しましょう。

認知力の低下

平成29年版高齢社会白書(2017年)によると、65歳以上の認知症高齢者数と有病率の将来推計についてみると、平成24年(2012年)は認知症高齢者数が462万人と、65歳以上のの高齢者の約7人に1人だったのが、令和7年(2025年)には約5人に1人になるとの推計もあります。

認知症までにいかないまでも、加齢とともに認知症能力は確実に低下していきます。

片付かない実家は親の老いのサインかもしれません。

社会的孤立

高齢化だけではない日本の問題として、社会的孤立があります。

OECD20カ国中で日本は社会的孤立が飛びぬけて高いと言われております。

友人、同僚、社会団体の自分以外の人と一緒に過ごすことがほとんどない、又はまったくないという人は、日本は15.3%で調査国中トップです。

さらに相手を友人に限ると、数字は高くなり、接触がないという回答は30.1%で際立っています。

コミュニケーションのとれない環境は、実家が散らかる要因となるかしれないので、見逃せない数字ですね。

ホールディング

日本では、溜め込みなどと訳されることもあります。

他人にとってほとんど価値のないと思われる物を大量に溜め込み、処分できない行為です。

1990年頃からアメリカの臨床心理学や精神医学を中心に研究がされており、症状は重篤な場合もある一方で、普通の人にも見られるとの議論もあります。

精神疾患や強迫性障害などのほか、近親者の死などの喪失体験や認知症、幼少期の生育環境が関係するのではないかと意見が分かれています。

セルフネグレクト

セルフネグレクトとは、自分自身の世話の放棄・放任のこと。

老化による体力の低下や認知症、身近な人を失ったショックにより、生活意欲が衰え、セルフネグレクト(自己放任)の状態になる高齢者が近年増加しております。

高齢者や単身世帯化は進む中、セルフネグレクトに陥る人は今後も増えていくと言われています。

ご近所同士で声を掛け合う、子世代が親世代に積極的に関わることなどがセルフネグレクト防止に繋がるでしょう。

溢れ出た物の山

生前整理で戸惑う実家の物の量

お年寄りの家には、古い家電製品が残っていることが多いものです。

例えば、洗濯機、テレビ、冷蔵庫、扇風機などです。

30年も前の型の家電製品を、いまだに使っているのを見ると、子供としては「いまどき、もっと性能も良くて安い物が売っているんだから、新しいものに買い替えたら?」と感じてしまいます。

ですが、親は古い家電製品に不便を感じていません。

親にとっては、いまから新しい操作を覚えたり、新しい機器の使い方を覚えるのはおっくうな事で、古い家電製品が慣れているので、使い勝手がいいのです。

「十分使えるんだから、このままでもいいじゃない。」というのが親の判断です。

長年の習慣

母親の聖域、台所の食器棚には「こんなにいっぱい使わないだろう」と思うほどの食器が、びっしりと並んでいることが多いものです。

例えば、来客用の揃いの食器セット、座布団や布団です。

現実には、年老いた親の家にはお客さんが訪ねてくることは、あまりないのですが、長年「いざ」という時のために用意しておいた物です。

長年、来客用に用意しておくという習慣は、なかなか変えられるものでもありません。

そして、それらの物があっても、生活するうえで不便はないのです。

怒るお爺さんイラスト

生前整理で実家を片付けるのは難しい

生前整理は現実には、まず難しいと言ってもいいでしょう。

生前整理をしようとして、親に反発されたり、強引に片付けようとしたために親に不満が残ったりといったケースが後を絶ちません。

子どもも目には、実家の古いものは、いらない物の山に見えても、それはあくまで子どもの判断基準であることを忘れてはいけません。

「お父さん、こんなにスーツいっぱいあっても、もう着ることなんてないんじゃない?」これは子どもの判断基準であって、親野判断基準は違います。

「オーダーメイドで作ったものだから」「デザインが気に入っているから」と親には親の判断基準があるわけです。

そんなときに無理やり子どもの基準を押しつけて、「着ないものを残しておいても邪魔になるだけ」と強引に処分しようとすれば、親は嬉しいはずがありません。

むしろ、「早く死んでくれと思ってるのか!」とケンカになることすらあります。

生前整理まではいかないにしても、良かれと思って不用品を処分したところ、親が怒ってしまい、「もう二度と帰ってくるな!」と反発を買ってしまうケースは、遺品整理を依頼するお客様によく見られます。

子どもにはけっして悪気はないのです。

「親が暮らしやすいように」「物にわずらわされない家で暮らしてほしい」と思ってやったことなのに、「親を怒らせてしまって、実家に行きずらくなってしまって家の中の様子が分からない」という子どもがたくさんいます。

そして、生前整理ができないまま、親が亡くなってしまい、親族総出で遺品整理を行わなくてはなりません。

子世代が張り切りすぎて、部屋のレイアウトをガラリと変えてはダメです!

子世代の意識を変える

  • つまずかない
  • 探し物なし
  • 掃除がしやすい
  • つかまりやすい
  • 眼鏡や補聴器が手元にある
  • 薬が飲みやすい
  • トイレへの動線確保
  • ストックは見える位置
  • 物は取りやすく・しまいやすく

親世代に「捨てて」はNGです。

どうするかは親の意思に従い、迷ったときは一時保管を選択しましょう。

これをしておくだけでも、遺品整理はラクになります。

「捨てて」を強要したり、勝手に処分などしては、親世代が生前整理に拒否反応を起こしてしまいますので気を付けましょう。

次世代への配慮

少子化の世の中、孫世代には、1人あたりの遺品整理をしなければばらない家がもっと増えていくかもしれません。

孫にとっての実家、さらに祖父母、さらにはおじおばの家までも遺品整理しなければならない可能性もあります。

そうなると、1人ではどうしようもありません。

生前整理は次世代へのマナーだと考えましょう。

防災を理由に生前整理のアプローチ

「地震が来ても危なくないようにしよう」「転ばないように整理しとくね」と防災の為であれば、親世代のプライドを傷つけずに、素直に受け止めてくれると思います。

家の中には親世代にとっては危険がいっぱいです。

いつどこで起きてもおかしくない地震に備え、建物さえ安全であれば、家でそのまま過ごすことが可能な部屋作りを生前整理で始めましょう。

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弊社ユーティリティーサービスは、高齢者の一人暮らしのサポートは勿論のこと、生前整理・遺品整理・実家の片付けでお悩みの子世代のサポートも行っており、語りかけ方・受け止め方・生前整理を切り出すアプローチの方法などもご相談ください。

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