特殊清掃の流れ
①電話受付
②お見積り訪問、ヒアリング
③現場状況、清掃範囲、搬出経路、物量、買取品などでの金額算出
④正式見積もりの提出
⑤ご契約
⑥害虫駆除、体液、汚物の除去と除菌洗浄
⑦汚染された家財道具などの撤去
⑧消臭、消毒作業
⑨作業終了とお支払い
孤独死・自殺・大量出血などの特殊清掃を行っております。
一般社団法人事件現場特殊清掃センターより専門知識と技術を学んだ特殊清掃士が責任をもって原状回復いたします!
床上の特殊清掃 | 30,000円~ |
浴室清掃 | 50,000円~ |
消臭剤・除菌剤の散布 | 10,000円~ |
畳の撤去 | 3,000円~ |
オゾン脱臭 | 30,000円~ |
※処分費は別途見積もりとなります。
警察署からの立入許可を確認ください。
賃貸住宅の方は、不動産会社に了承確認ください。
(賃貸契約書の記載内容によっては、業者を指定されている場合がある為)
特殊清掃
特殊清掃とは清掃業の一種であり、事件・事故・自殺などの変死現場や独居死・孤立死・孤独死により遺体の発見が遅れ、遺体の腐敗や腐乱により、ダメージの受けた室内の原状回復や原状復旧業務のことを指します。
消臭・除菌
空気中に漂う見えない細菌やウイルスを、専用薬品と噴霧器を使用して、細部まで消臭・除菌いたします。
汚染箇所を中心に、用途にあった専用の薬品を使用し、噴霧器で散布することで細部に入り込んだ細菌やウイルスを除去することにより
二次感染による被害を防ぎ、安全に入室できる環境にします。
感染部分の撤去
感染症が疑われる物や臭気が発生している汚染物を、確実に撤去いたします。
血液や体液、汚物などの付着したものは、直接皮膚に触れることがないように、どこか別の場所に付着することがないように、厳重に梱包し運び出します。
オゾン脱臭
オゾン脱臭機による、「オゾンショックトリートメント法」を用いて、染みついた臭気を除去いたします。
オゾン脱臭は、臭いの原因となるニオイ分子そのものを破壊し、消滅させることで効果が非常に高く、臭いが戻ることはありません。
オゾンとは、酸素原子が2個ついたものが酸素О₂、3個ついたものがオゾンО₃です。
オゾンの分子は安定していないため、3つ目の酸素原子がすぐに離れようとします。
悪臭などの何か他のものに触れると、この3つ目の酸素原子はニオイ物質と結合します。
これが「酸化」です。
この酸化力は、塩素の約6倍強力な脱臭、殺菌効果があります。(フッ素に次ぐ強力な酸化力)
・オゾンはフッ素よりも脱臭力が強く、オゾン×プラズマ効果によって、強力に脱臭・除菌します。
・オゾンは除菌にも有効で、薬剤のように残留性もなく、効果がなくなってしまう耐性菌ができません。
・オゾンは、アトピーや化学物質過敏症などの元であるⅤОⅭも除去し、ダニやゴキブリなどの害虫の忌避効果もあります。
高い脱臭・除菌効果を可能にするポイント
1、芳香剤、空気清浄機で取れない強力な臭いも除去可能
オゾンの酸化力は有機物、無機物を問わず、非常に高い効果を発揮します。
お部屋のわずかな隙間まで入り込んで、隅々まで脱臭・除菌します。
2、薬剤を使わないので、残留毒性がありません。
オゾンの特性を使うので、薬剤は使用しません。
また、悪臭を分解した後は酸素に戻るため、残留毒性もありません。
3、細菌の除菌にも有効
オゾンの強い酸化力は、有機物の除去などにも活用されており、何度でも殺菌効果が変わらず、耐性菌もできません。
インフルエンザ対策としてもオゾンは利用できます。
オゾンは他の物質と結合して、安定した物質に変わる性質があります。
オゾンがインフルエンザウイルスと結合するときに、インフルエンザウイルスを分解、すなわち除菌する効果があります。(ウイルス除菌後、オゾンは酸素に戻ります)
これが、空気中のウイルスを撃退するオゾンのパワーです。このウイルス撃退効果は、インフルエンザ以外の空気感染するウイルス、ノロウイルスやロタウイルスなどにも効果があります。
ノロウイルスやロタウイルスは、インフルエンザと異なり、アルコールで消毒できないため、オゾンによる除菌・予防が幅広く利用されています。
リフォーム
孤独死されてから発生まで、日数が経ってしまったお部屋では、畳やフローリングの下地板や床下コンクリートまで体液が流れていってしまってる事もあります。
その様なお部屋では、汚染された畳や床を清掃しても臭いはとれません。
また、臭いが壁紙に染みついている場合も、臭いを完全除去することはできません。
このような場合は、床を剥がし壁紙を剥がし、臭いの元を撤去しなければなりません。
賃貸物件では、原状復帰してからの返還を求められます。
セルフネグレクトから孤立死
特殊清掃の現場では、セルフネグレクトから孤独死に至る実例は少なくありません。
孤独死に至った実例の約8割が、生前にセルフネグレクトであったという結果が出ています。
「孤立死」とは、誰にも看取られることなく、当人の住居内などで死亡し社会的孤立等のために、死後他者に気付かれず遺体がそのままとなることを言います。
孤立死問題は、1980年代後半から、一人暮らしの高齢者が死後かなり経過してから発見される自象としてマスコミに取り上げられてきました。
高齢者の「孤立死」
東京都監察医務院の報告では、東京都23区における高齢者の年間異状死のうち、死後の経過期間が「2日以上」だったのは1644人でした。
同じく、死後「4日以上」経っていたのは、968人、「8日以上」は540人でした。
ここでいう「異状死」とは死亡原因が自殺・事故死、死因不明とされたものを指し、死亡者のうち、亡くなった時点で最初から病死とわかっている場合(自然死)を除いたものであり、病院で死亡した人は含まれません。
仮に東京都23区内での発生確率が全国都道府県においても、ほぼ同水準であるとすれば、全国において年間1万5603人の高齢者が、死後「4日以上」を経て発見される状態で亡くなっていると推計されています。
そして、あくまで仮定ですが、東京都23区内での発生確率が全国都道府県においても、ほぼ同水準であるとすれば、全国において年間8604~2万6821人が「孤立死」と想定されるような状態で亡くなっている可能性があるという結果が出ています。
毎年1万人弱から2万人の高齢者が「孤立死」に該当する可能性があるという結果は、特殊清掃に携わる身として、決して無視できる規模ではありません。
特殊清掃の現場、孤立死の事例
死後発見までの経過期間が「2日以上」「4日以上」「8日以上」の違いで、それぞれ具体的にどういった状態であったかを紹介します。
死後2日から3日目までに発見された事例
死後2日から3日目までは、交流のある人間がいなかったり、関係者が遠方のため訪問までに時間を要したりしたせいで、発見が遅れるケースが目に付きます。
また、介護サービス等の接点の狭間で若干の日数が経過しケースもあります。
全国で年間2万7000人程度の高齢者が、死後発見までに2日以上を要していました。
死後4日から7日目までに発見された事例
死後4日から7日目までに発見されたケースには、近隣との関係が薄く、異臭や新聞配達員からの通報により発見されるケースがみられる等、死後3日以内の発見事例に比べ、地域との関係性がより希薄であることが推測されます。
また、近隣に親族がいることによって近隣住民の注意が薄れるケースもみられました。
全国で年間1万6000人程度の高齢者が死後発見までに4日以上を要していました。
死後8日以上経過して発見された事例
死後1週間以上経過して発見されるような事例では、地域での孤立に介護サービスや医療の拒否が重なったケースや、むしろ独立心が強く自立していたケースが見受けられます。
全国で年間9000人程度の高齢者が死後発見までに8日以上を要していました。
町田の高齢化実態
町田市の高齢化率は、1990年には7.9%でしたが、2008年には20%を超え、町田市内総人口の約5人に1人は高齢者となりました。
また、2011年には21.5%となっており、13.6%増加し、団塊の世代が全て高齢者となる2015年には24.4%に達し、2020年には25.4%になると予想されております。
高齢者人口は、圏域別では、南地区が24,821人で最も多く、鶴川地区が18,408人で最も少なくなっています。
高齢化率は圏域別では、町田地区が23.6%で最も高く、鶴川地区が20.1%で最も低くなっています。
町田の自殺者数推移
町田の自殺者数の推移を見ると、2013年を除き2012年から2016年まで70人前後で推移していましたが、2017年では57人に減少しています。
男女別でみると、2016年では男性が53人、女性が21人となっており、女性に比べ男性が約2.5倍となっていましたが、2017年では男女はほぼ同数となっています。
町田における自殺の原因・動機は、「健康問題」が77.4%と最も多く、次いで「家庭問題」の14.0%、「経済・生活問題」の8.8%と順となっています。
男性では、女性よりも「学校問題」による自殺の割合が高く、女性では、男性よりも「家庭問題」による自殺の割合が高くなっています。
八王子の高齢者世帯の状況
日常生活圏域別に高齢者の人口をみると、圏域内で高齢者人口が1万人を超えているのは、左入、中野、長沼、元八王子、堀之内の5圏域です。
圏域別の高齢化率は9つの圏域で八王子市平均の23.5%を上回っています。
最も高齢化が進んでいる長房では、30%台に達し、高尾、中野、めじろ台、長沼、川口、元八王子、もとはち南で25%を超えています。
一方で、東部の南大沢と堀之内、東南部の片倉では、高齢化率は10%台となっています。
八王子市では、在宅の高齢者の自立した生活を支援するため、居宅サービスを提供し、高齢者が介護状態に陥ることを予防しています。
近年の八王子市の動向をみると、寝たきり高齢者(65歳以上)数は減少しているが、1人暮らし高齢者数は年々増加しています。
その割合は、65~69歳では約8人に1人が、80~84歳では約5人に1人が高齢者単身者である。
八王子の自殺者・自殺者数推移
八王子の自殺者数は、平成23年から減少傾向に推移し、平成28年には80人台となっています。
また、性別では、男性が女性を上回っています。
性別の割合については、平成24年から28年までの5年間の累計を全国・東京都と比較すると、八王子の女性の割合は、31.5%、全国の31.1%よりも高く、東京都の33.9%を下回ります。
八王子の自殺死亡率は、平成22年の23.3%を最高値として、減少傾向が続いています。
平成25年以降、八王子、東京都、全国共に減少が続いており、平成28年には八王子14.2%、東京都15.5%、全国16.8%となっており、国・都より低い状況です。
また、八王子の年代別自殺率は、近年、20歳未満、30歳代、60歳代において、増加しています。
相模原の高齢化率の推移
相模原市の総人口に占める65歳以上の割合(高齢化率)は24.8%で、今後も高齢化率は2045年までに13.2ポイント上昇し、38.0%に達し、おおよそ10人に4人が高齢者になると見込まれています。
現在、団塊の世代が高齢期にさしかかっており、今後も高齢者が大幅かつ急速に増加することが見込まれる中において、相模原の高齢者が安心して暮らせる住まいの確保が一層重要になってきます。
また、相模原市の高齢者が安心して生活が送ることが出来るよう、保険医療サービスや福祉サービス、お見守りサービス等の住宅生活を支えるサービスを、適切に利用できる環境を相模原市として確保することを求められています。
超高齢化が進む今、急病や持病で1人自宅で倒れてしまったら、すぐに発見される可能性は低く、腐敗が進み部屋から漏れる臭いに気付き発見された時には、特殊清掃をしなくてはならない状況というケースが益々増えていくことでしょう。
相模原の自殺者・自殺死亡推移
平成29年度相模原市内の自殺者数は、前年平成28年度から28人増加し、120人となりました。
自殺死亡率は、前年28年度の12.8ポイントから3.8ポイント増加の16.6ポイントとなっております。
平成29年度の自殺者の原因・動機別の割合は、「不詳」の34.2%を除くと「健康問題」29.5%、「経済・生活問題」16.4%、「家庭問題」11.0%の順となっております。
これらの数字から見ても、特殊清掃が年々必要になってきているのが見てとれます。
特殊清掃サービス「一時入室簡易清掃プラン」
一般社団法人事件現場特殊清掃センターの優良事業所認定を受ける「ユーティリティーサービス」が提供する「一時入室簡易清掃プラン」。
御家族や関係者が一時入室できるように、簡易清掃を行います。
- 感染部の撤去
- 消毒・除菌
- オゾン簡易消臭
感染部分の撤去をし、消毒・除菌剤の噴霧、オゾン脱臭機を使い、ご遺族や関係者が安心して入室出来る状態にします。
弊社の特殊清掃士が、専門的知識と技術でお客様のサポートをいたします。
相模原・町田・八王子エリアで特殊清掃でお困りなら特殊清掃士在籍の「ユーティリティーサービス」
私たち「ユーティリティーサービス」では提携しているリフォーム会社が御座いますので原状回復工事、家屋解体工事などもご相談ください。
4人に1人が65歳以上となり、膨れ上がる社会保障費や介護の問題が、いま山積みする中、高齢者にとって他人事ではないのが孤独死といわれております。
孤独死するのは、高齢者が多いとイメージしがちですが、実際には40~50代の男性に多いというのも現実なのです。
「一般的に40~50代って、まだまだ働き盛りじゃん!?」と誰もが思います。。
日雇いや夜間勤務などの不規則な生活による不摂生などが原因の一つでもあるようです。
孤独死や自殺のあった「特殊清掃」は想像を絶するもので、この特殊清掃は誰もができれば避けたいと思うような仕事です。
ですが、「誰かがやらなければならない特殊清掃」でもあります。
私たち「ユーティリティーサービス」は、相模原・町田・八王子を対応エリアしていますが、ご依頼があれば関東圏内どこへでも、特殊清掃という仕事への使命感と責任感を持って対応させていただきます。